まず、与えられた数列の階差数列を求めます。
階差数列は、各項の差を取ることで求められます。
元の数列を {an} とし、階差数列を {bn} とすると、 b1=a2−a1=7−5=2 b2=a3−a2=11−7=4 b3=a4−a3=19−11=8 b4=a5−a4=35−19=16 したがって、階差数列は 2, 4, 8, 16, ... となります。
これは初項 2、公比 2 の等比数列なので、bn=2⋅2n−1=2n と表せます。 次に、元の数列の一般項 an を求めます。 an=a1+∑k=1n−1bk an=5+∑k=1n−12k 等比数列の和の公式より、
∑k=1n−12k=2−12(2n−1−1)=2(2n−1−1)=2n−2 したがって、
an=5+2n−2=2n+3 n=1 のとき、a1=21+3=5 となり、数列の初項と一致します。 したがって、すべての n に対して an=2n+3 が成り立ちます。