まず、与えられた数列の階差数列を求めます。階差数列とは、隣り合う項の差を並べた数列のことです。
bn=an+1−an この数列の階差数列は 4,8,12,16,… となります。 さらに、この階差数列は等差数列であることがわかります。
cn=bn+1−bn とすると、cn=4,4,4,… となります。 したがって、階差数列 bn は初項が 4、公差が 4 の等差数列なので、 bn=4+(n−1)⋅4=4n n≥2 のとき、an=a1+∑k=1n−1bk で与えられます。 an=1+∑k=1n−14k =1+4∑k=1n−1k =1+4⋅2(n−1)n =1+2(n−1)n =1+2n2−2n =2n2−2n+1 この式は n=1 のときも成立します (a1=2(1)2−2(1)+1=1)。 したがって、一般項は an=2n2−2n+1 となります。