2桁の正の整数があり、その十の位の数と一の位の数の和は11です。また、十の位の数と一の位の数を入れ替えてできる2桁の数は、元の整数よりも9大きくなります。元の整数を求めてください。

代数学方程式連立方程式整数
2025/7/4

1. 問題の内容

2桁の正の整数があり、その十の位の数と一の位の数の和は11です。また、十の位の数と一の位の数を入れ替えてできる2桁の数は、元の整数よりも9大きくなります。元の整数を求めてください。

2. 解き方の手順

元の整数の十の位の数をxx、一の位の数をyyとします。
元の整数は10x+y10x + yと表せます。
位を入れ替えた整数は10y+x10y + xと表せます。
問題文から、以下の2つの式が成り立ちます。
x+y=11x + y = 11
10y+x=10x+y+910y + x = 10x + y + 9
2つ目の式を整理します。
10y+x10xy=910y + x - 10x - y = 9
9y9x=99y - 9x = 9
yx=1y - x = 1
したがって、
x+y=11x + y = 11
yx=1y - x = 1
2つの式を足し合わせると、
2y=122y = 12
y=6y = 6
x+y=11x + y = 11y=6y = 6を代入すると、
x+6=11x + 6 = 11
x=5x = 5
元の整数は10x+y10x + yなので、10×5+6=5610 \times 5 + 6 = 56となります。

3. 最終的な答え

元の整数は56です。

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