与えられた2次方程式を平方完成の形 $(x+m)^2 = n$ に変形して解を求めます。いくつか方程式が与えられていますが、ここでは (1) $x^2 + x - 2 = 0$ のみを解きます。

代数学二次方程式平方完成解の公式
2025/7/4

1. 問題の内容

与えられた2次方程式を平方完成の形 (x+m)2=n(x+m)^2 = n に変形して解を求めます。いくつか方程式が与えられていますが、ここでは (1) x2+x2=0x^2 + x - 2 = 0 のみを解きます。

2. 解き方の手順

まず、定数項を右辺に移項します。
x2+x=2x^2 + x = 2
次に、左辺を平方完成させます。xx の係数の半分である 12\frac{1}{2} を2乗した数 (12)2=14(\frac{1}{2})^2 = \frac{1}{4} を両辺に加えます。
x2+x+14=2+14x^2 + x + \frac{1}{4} = 2 + \frac{1}{4}
左辺を (x+m)2(x+m)^2 の形に変形し、右辺を計算します。
(x+12)2=84+14(x + \frac{1}{2})^2 = \frac{8}{4} + \frac{1}{4}
(x+12)2=94(x + \frac{1}{2})^2 = \frac{9}{4}
両辺の平方根を取ります。
x+12=±94x + \frac{1}{2} = \pm \sqrt{\frac{9}{4}}
x+12=±32x + \frac{1}{2} = \pm \frac{3}{2}
xx について解きます。
x=12±32x = -\frac{1}{2} \pm \frac{3}{2}
x=1±32x = \frac{-1 \pm 3}{2}
したがって、xx の値は以下のようになります。
x=1+32=22=1x = \frac{-1 + 3}{2} = \frac{2}{2} = 1
x=132=42=2x = \frac{-1 - 3}{2} = \frac{-4}{2} = -2

3. 最終的な答え

x=1,2x = 1, -2

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