(1) 数列{an}の一般項を求める。 {an}は等差数列なので、初項をa、公差をdとすると、an=a+(n−1)dと表せる。 a3=a+2d=12 a5+a8=(a+4d)+(a+7d)=2a+11d=52 連立方程式を解く。
2(a+2d)=24より、2a+4d=24 2a+11d−(2a+4d)=52−24 a+2d=a+2(4)=a+8=12 よって、an=4+(n−1)4=4+4n−4=4n (2) 数列{bn}の一般項を求める。 {bn}は等差数列なので、初項をb、公差をeとすると、bn=b+(n−1)eと表せる。 初項から第6項までの和は、26(2b+(6−1)e)=3(2b+5e)=6b+15e=132 第7項から第12項までの和は、第12項までの和から第6項までの和を引いたものなので、
212(2b+(12−1)e)−26(2b+(6−1)e)=6(2b+11e)−3(2b+5e)=12b+66e−6b−15e=6b+51e=276 連立方程式を解く。
6b+15e=132 6b+51e=276 (6b+51e)−(6b+15e)=276−132 6b+15(4)=6b+60=132 よって、bn=12+(n−1)4=12+4n−4=4n+8 (3) 数列{cn}の一般項は、cn=bnan=4n+84n=n+2n 数列{cn}の初項から第n項までの積Tnは、 Tn=∏k=1nck=∏k=1nk+2k=31⋅42⋅53⋅64⋯nn−2⋅n+1n−1⋅n+2n=(n+1)(n+2)1⋅2=(n+1)(n+2)2 T99=(99+1)(99+2)2=100⋅1012=101002=50501 ∑k=199Tk=∑k=199(k+1)(k+2)2=2∑k=199(k+11−k+21)=2(21−31+31−41+⋯+1001−1011)=2(21−1011)=2(202101−2)=2(20299)=10199