原点をOとする座標平面上に、x軸上に点A、y軸上に点Bがある。$OA = x(m)$, $OB = y(m)$ とし、$x^2 + y^2 = 5^2$の関係がある。$x = 4$のとき$y = 3$である。$dx/dt = 0.3$のとき、$dy/dt$を求める問題。

解析学微分連鎖律陰関数
2025/7/5

1. 問題の内容

原点をOとする座標平面上に、x軸上に点A、y軸上に点Bがある。OA=x(m)OA = x(m), OB=y(m)OB = y(m) とし、x2+y2=52x^2 + y^2 = 5^2の関係がある。x=4x = 4のときy=3y = 3である。dx/dt=0.3dx/dt = 0.3のとき、dy/dtdy/dtを求める問題。

2. 解き方の手順

与えられた式 x2+y2=52x^2 + y^2 = 5^2 を時間ttで微分する。
xxyyは時間ttの関数であるから、連鎖律を用いて微分する。
\frac{d}{dt}(x^2 + y^2) = \frac{d}{dt}(5^2)
2x\frac{dx}{dt} + 2y\frac{dy}{dt} = 0
両辺を2で割ると、
x\frac{dx}{dt} + y\frac{dy}{dt} = 0
x=4x = 4, y=3y = 3, dx/dt=0.3dx/dt = 0.3 を代入して、dy/dtdy/dtを求める。
4(0.3) + 3\frac{dy}{dt} = 0
1.2 + 3\frac{dy}{dt} = 0
3\frac{dy}{dt} = -1.2
\frac{dy}{dt} = -\frac{1.2}{3}
\frac{dy}{dt} = -0.4

3. 最終的な答え

dy/dt=0.4dy/dt = -0.4 m/s

「解析学」の関連問題

$\lim_{x \to \infty} (\sqrt{x-2} - \sqrt{x})$ の極限値を求めます。

極限有理化関数の極限
2025/7/5

与えられた極限を計算します。問題は次の通りです: $\lim_{x \to 8} \sqrt{x - 2}$

極限関数連続
2025/7/5

$x^3y^2 + \cos{y} - \log(2+x^2) = 0$ について、$x = 0$ での $\frac{d^2y}{dx^2}$ の値をすべて求めよ。ただし、$0 \le y < 2\...

陰関数微分高階微分微分
2025/7/5

$\int \frac{x^2 - 6}{x^3} dx$ を計算する。

積分不定積分部分分数分解対数関数
2025/7/5

与えられた陰関数 $y = y(x)$ に対して、以下の問いに答える問題です。 (1) $x^2 - y^2 = xy$ について、$\frac{d^2 y}{dx^2}$ を求めます。 (2) $x...

陰関数微分高階微分
2025/7/5

関数 $x^3 y^2 + \cos y - \log(2+x^2) = 0$ について、$x=0$ における $\frac{d^2y}{dx^2}$ の値をすべて求める問題です。ただし、$0 \le...

陰関数微分二階微分
2025/7/5

与えられた極限を計算します。 $$ \lim_{x \to -1} \frac{2x^3 + x^2 - 2x - 1}{x^3 + x^2 - 4x - 4} $$

極限因数分解不定形ロピタルの定理
2025/7/5

与えられた整数 $n \ge 0$ に対して、$a_n = \int_0^1 (1-x^2)^n dx$ とする。以下の問題を解く。 (1) $a_1$ を求める。 (2) $a_{n+2}$ を $...

定積分部分積分極限ウォリス積分
2025/7/5

陰関数 $y=y(x)$ について、以下の問いに答える。 (1) $x^2 - y^2 = xy$ のとき、$\frac{d^2 y}{dx^2}$ を求める。 (2) $x^2 + 2xy + 2y...

陰関数微分二階微分
2025/7/5

陰関数 $x^2 - y^2 = xy$ について、$\frac{d^2 y}{dx^2}$ を求めます。

陰関数微分二階微分合成関数
2025/7/5