関数 $f(x) = \sin x \cos x$ について、区間 $0 \le x \le \pi$ で考える問題である。問題文はここで終わっているため、具体的な問題が不明瞭であるが、ここでは関数$f(x)$の最大値、最小値、グラフ、積分値等を求める問題であると推測し、まずはグラフを作成する事を目標にする。

解析学三角関数微分最大値最小値増減グラフ
2025/7/5

1. 問題の内容

関数 f(x)=sinxcosxf(x) = \sin x \cos x について、区間 0xπ0 \le x \le \pi で考える問題である。問題文はここで終わっているため、具体的な問題が不明瞭であるが、ここでは関数f(x)f(x)の最大値、最小値、グラフ、積分値等を求める問題であると推測し、まずはグラフを作成する事を目標にする。

2. 解き方の手順

まず、f(x)f(x)を三角関数の公式を用いて変形する。
f(x)=sinxcosx=12(2sinxcosx)=12sin2xf(x) = \sin x \cos x = \frac{1}{2} (2 \sin x \cos x) = \frac{1}{2} \sin 2x
よって、f(x)=12sin2xf(x) = \frac{1}{2} \sin 2x となる。
次に、f(x)f(x) の増減を調べるために微分を計算する。
f(x)=12(cos2x)2=cos2xf'(x) = \frac{1}{2} (\cos 2x) \cdot 2 = \cos 2x
f(x)=0f'(x) = 0 となるのは、cos2x=0\cos 2x = 0 のとき。
2x=π2,3π22x = \frac{\pi}{2}, \frac{3\pi}{2}
x=π4,3π4x = \frac{\pi}{4}, \frac{3\pi}{4}
f(0)=12sin0=0f(0) = \frac{1}{2} \sin 0 = 0
f(π4)=12sinπ2=12f(\frac{\pi}{4}) = \frac{1}{2} \sin \frac{\pi}{2} = \frac{1}{2}
f(3π4)=12sin3π2=12f(\frac{3\pi}{4}) = \frac{1}{2} \sin \frac{3\pi}{2} = -\frac{1}{2}
f(π)=12sin2π=0f(\pi) = \frac{1}{2} \sin 2\pi = 0
増減表は以下のようになる。
| x | 0 | ... | π4\frac{\pi}{4} | ... | 3π4\frac{3\pi}{4} | ... | π\pi |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| f'(x) | | + | 0 | - | 0 | + | |
| f(x) | 0 | ↑ | 12\frac{1}{2} | ↓ | 12-\frac{1}{2} | ↑ | 0 |

3. 最終的な答え

f(x)=12sin2xf(x) = \frac{1}{2}\sin 2x の区間 0xπ0 \le x \le \pi における増減表は上記のとおり。
最大値は 12\frac{1}{2} ( x=π4x = \frac{\pi}{4} のとき )
最小値は 12-\frac{1}{2} ( x=3π4x = \frac{3\pi}{4} のとき )
グラフの概形は、0からπ\pi/4まで増加し、π\pi/4で最大値1/2をとり、3π\pi/4まで減少し、3π\pi/4で最小値-1/2をとり、その後π\piまで増加する。

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