(1) △ABCは一辺の長さが3の正三角形である。外接円の半径Rは、正弦定理より、
2R=sin60∘3=233=36=23 正四面体OABCにおいて、頂点Oから底面ABCに下ろした垂線の足Hは、△ABCの重心に一致する。
正三角形ABCの重心と頂点Aの距離は、外接円の半径に等しいから、AH = 3。 OA = 3なので、直角三角形OAHにおいて、
OH=OA2−AH2=32−(3)2=9−3=6 (2) 四面体OAEDの体積Vを求める。
四面体OABCの体積は、底面積が21⋅3⋅3⋅sin60∘=493、高さが6なので、 31⋅493⋅6=4318=492 四面体OAEDの体積は、四面体OABCの体積をOD/OC * OE/OBで割ればよい。
OD/OC = 1/3, OE/OB = 3/4なので、
V=492⋅31⋅43=1692 (3) OA=a,OB=b,OC=cとおく。 OE=43b,OD=31c AE=OE−OA=43b−a AD=OD−OA=31c−a ∣AE∣2=(43)2∣b∣2−2⋅43a⋅b+∣a∣2=169⋅9−23⋅9⋅21+9=1681−427+9=1681−108+144=16117 ∣AD∣2=(31)2∣c∣2−2⋅31a⋅c+∣a∣2=91⋅9−32⋅9⋅21+9=1−3+9=7 AE⋅AD=(43b−a)⋅(31c−a)=41b⋅c−43a⋅b−31a⋅c+∣a∣2=41⋅9⋅21−43⋅9⋅21−31⋅9⋅21+9=89−827−23+9=89−27−12+72=842=421 cos∠AED=∣AE∣∣AD∣AE⋅AD=161177421=4117⋅7421=81921=9⋅9121=39121=917=91791=1391 Oから平面AEDに引いた垂線の長さをhとする。
四面体OAEDの体積Vは、△AEDを底面としたときの高さhを用いて、
V=31⋅(21∣AE∣∣AD∣sin∠AED)⋅h sin2∠AED=1−cos2∠AED=1−9149=9142=136 sin∠AED=136 V=61∣AE∣∣AD∣sin∠AEDh=61161177136h=61169⋅137136h=6143137136h=8142h 1692=8142h h=1692⋅8/42=24292=84984=8494⋅21=841821=14321