2次方程式 $x^2 + 3x + 4 = 0$ の2つの解を $\alpha$ と $\beta$ とするとき、$\alpha^2$ と $\beta^2$ を解とする2次方程式を1つ作成する。

代数学二次方程式解と係数の関係解の変換
2025/7/5

1. 問題の内容

2次方程式 x2+3x+4=0x^2 + 3x + 4 = 0 の2つの解を α\alphaβ\beta とするとき、α2\alpha^2β2\beta^2 を解とする2次方程式を1つ作成する。

2. 解き方の手順

まず、与えられた2次方程式 x2+3x+4=0x^2 + 3x + 4 = 0 の解と係数の関係より、
α+β=3\alpha + \beta = -3
αβ=4\alpha \beta = 4
となる。
次に、α2\alpha^2β2\beta^2 を解とする2次方程式を求める。そのためには、α2+β2\alpha^2 + \beta^2α2β2\alpha^2 \beta^2 の値を求める必要がある。
α2+β2=(α+β)22αβ=(3)22(4)=98=1\alpha^2 + \beta^2 = (\alpha + \beta)^2 - 2\alpha\beta = (-3)^2 - 2(4) = 9 - 8 = 1
α2β2=(αβ)2=(4)2=16\alpha^2 \beta^2 = (\alpha \beta)^2 = (4)^2 = 16
α2\alpha^2β2\beta^2 を解とする2次方程式は、一般的に
x2(α2+β2)x+α2β2=0x^2 - (\alpha^2 + \beta^2)x + \alpha^2 \beta^2 = 0
と表せる。
上記で計算したα2+β2\alpha^2 + \beta^2α2β2\alpha^2 \beta^2 の値を代入すると、
x2(1)x+16=0x^2 - (1)x + 16 = 0
x2x+16=0x^2 - x + 16 = 0

3. 最終的な答え

x2x+16=0x^2 - x + 16 = 0

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