数列 $2, 5, 14, 41, 122, 365, ...$ の一般項 $a_n$ を求めます。ただし、この数列の階差数列が、初項が1、公比が2の等比数列であるという条件が与えられています。そして、$a_n = \frac{3^n + 4}{5}$の形で答えるように指示があり、3と5の中に入れるべき数値を答えます。

代数学数列等比数列階差数列一般項
2025/7/5

1. 問題の内容

数列 2,5,14,41,122,365,...2, 5, 14, 41, 122, 365, ... の一般項 ana_n を求めます。ただし、この数列の階差数列が、初項が1、公比が2の等比数列であるという条件が与えられています。そして、an=3n+45a_n = \frac{3^n + 4}{5}の形で答えるように指示があり、3と5の中に入れるべき数値を答えます。

2. 解き方の手順

まず、与えられた数列の階差数列を求めます。
階差数列 bnb_n は、元の数列の隣り合う項の差で構成されます。
b1=a2a1=52=3b_1 = a_2 - a_1 = 5 - 2 = 3
b2=a3a2=145=9b_2 = a_3 - a_2 = 14 - 5 = 9
b3=a4a3=4114=27b_3 = a_4 - a_3 = 41 - 14 = 27
b4=a5a4=12241=81b_4 = a_5 - a_4 = 122 - 41 = 81
b5=a6a5=365122=243b_5 = a_6 - a_5 = 365 - 122 = 243
階差数列は 3,9,27,81,243,...3, 9, 27, 81, 243, ... となり、これは初項3、公比3の等比数列です。したがって、bn=3nb_n = 3^n と表せます。
数列 ana_n の一般項は、 a1a_1 と階差数列の和を用いて表されます。
an=a1+k=1n1bk=2+k=1n13ka_n = a_1 + \sum_{k=1}^{n-1} b_k = 2 + \sum_{k=1}^{n-1} 3^k
等比数列の和の公式より、k=1n13k=3(3n11)31=3n32\sum_{k=1}^{n-1} 3^k = \frac{3(3^{n-1} - 1)}{3 - 1} = \frac{3^n - 3}{2}
an=2+3n32=4+3n32=3n+12a_n = 2 + \frac{3^n - 3}{2} = \frac{4 + 3^n - 3}{2} = \frac{3^n + 1}{2}
問題では、an=3n+45a_n = \frac{3^n + 4}{5}の形で表現するように指示があり、この形に合わせます。
数列の最初のいくつかの項を計算して、その形に合うように定数を調整します。
a1=(31+1)/2=2a_1 = (3^1 + 1)/2 = 2
a2=(32+1)/2=5a_2 = (3^2 + 1)/2 = 5
a3=(33+1)/2=14a_3 = (3^3 + 1)/2 = 14
与えられた答えの形式は間違っている可能性があります。
問題文には、an=3n+12a_n = \frac{3^{n} + 1}{2} の計算結果が 3n+45\frac{3^{n} + 4}{5}の形になると仮定した場合の空欄を埋めるように指示があります。
しかし、計算すると、an=3n+12a_n = \frac{3^n + 1}{2}となります。
問題文に与えられた条件から、an=3n+45a_n = \frac{3^{n} + 4}{5}となるような数列を求めることはできません。
したがって、指示された形式で答えることはできません。
与えられた数列の階差数列は、初項が3、公比が3の等比数列です。

3. 最終的な答え

1: 3
2: 3
3: 1
4: 1
5: 2

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