与えられた数について、正の約数の個数を求める問題です。具体的には以下の4つの数について、正の約数の個数を求めます。 (1) 56 (2) 112 (3) 135 (4) 216

数論約数素因数分解整数の性質
2025/7/6

1. 問題の内容

与えられた数について、正の約数の個数を求める問題です。具体的には以下の4つの数について、正の約数の個数を求めます。
(1) 56
(2) 112
(3) 135
(4) 216

2. 解き方の手順

正の約数の個数を求めるには、まず与えられた数を素因数分解します。素因数分解の結果、p1e1p2e2pnenp_1^{e_1} \cdot p_2^{e_2} \cdots p_n^{e_n} と表されたとき、正の約数の個数は (e1+1)(e2+1)(en+1)(e_1 + 1)(e_2 + 1) \cdots (e_n + 1) で計算できます。
(1) 56の素因数分解:
56=237156 = 2^3 \cdot 7^1
よって、正の約数の個数は (3+1)(1+1)=42=8(3+1)(1+1) = 4 \cdot 2 = 8 個です。
(2) 112の素因数分解:
112=2471112 = 2^4 \cdot 7^1
よって、正の約数の個数は (4+1)(1+1)=52=10(4+1)(1+1) = 5 \cdot 2 = 10 個です。
(3) 135の素因数分解:
135=3351135 = 3^3 \cdot 5^1
よって、正の約数の個数は (3+1)(1+1)=42=8(3+1)(1+1) = 4 \cdot 2 = 8 個です。
(4) 216の素因数分解:
216=2333216 = 2^3 \cdot 3^3
よって、正の約数の個数は (3+1)(3+1)=44=16(3+1)(3+1) = 4 \cdot 4 = 16 個です。

3. 最終的な答え

(1) 56の正の約数の個数: 8個
(2) 112の正の約数の個数: 10個
(3) 135の正の約数の個数: 8個
(4) 216の正の約数の個数: 16個

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