連続する2つの奇数の積に1を足すと、4の倍数になることを証明する。

数論整数の性質倍数証明代数
2025/7/11

1. 問題の内容

連続する2つの奇数の積に1を足すと、4の倍数になることを証明する。

2. 解き方の手順

まず、連続する2つの奇数を文字を使って表す。
整数 nn を用いて、2n12n-12n+12n+1 が連続する2つの奇数である。
これらの積に1を足したものを計算する。
(2n1)(2n+1)+1(2n-1)(2n+1)+1
=4n21+1= 4n^2 - 1 + 1
=4n2= 4n^2
4n24n^2 は4の倍数である。
したがって、連続する2つの奇数の積に1を足したものは4の倍数になる。

3. 最終的な答え

連続する2つの奇数の積に1を足すと、4の倍数になる。

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