集合Aを100から500までの整数のうち、7で割ると余りが5となる数の集合とする。このとき、Aの要素の個数を求めよ。

数論整数の性質剰余集合
2025/7/14

1. 問題の内容

集合Aを100から500までの整数のうち、7で割ると余りが5となる数の集合とする。このとき、Aの要素の個数を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、7で割ると5余る整数は、ある整数nnを用いて 7n+57n + 5 と表すことができる。
問題文の条件から、1007n+5500100 \le 7n + 5 \le 500 を満たす整数 nn を探す。
不等式の各辺から5を引くと、
957n49595 \le 7n \le 495
次に、各辺を7で割ると、
13.57...n70.71...13.57... \le n \le 70.71...
nn は整数なので、14n7014 \le n \le 70 となる。
nnの個数は 7014+1=5770 - 14 + 1 = 57 個である。

3. 最終的な答え

57

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