奇数の数列 ${a_n}$ があり、それを第 $n$ 群に $n$ 個の項を含むように分割する。 (1) 第10群の3番目の数を求める。 (2) 第 $n$ 群の最後の数を求める。 (3) 第 $n$ 群の最初の数を求める。 (4) 777が第何群の何番目の数か。 (5) 第 $n$ 群にある数の総和を求める。 (6) 第1群から第 $n$ 群にある数の総和を求める。
2025/7/16
1. 問題の内容
奇数の数列 があり、それを第 群に 個の項を含むように分割する。
(1) 第10群の3番目の数を求める。
(2) 第 群の最後の数を求める。
(3) 第 群の最初の数を求める。
(4) 777が第何群の何番目の数か。
(5) 第 群にある数の総和を求める。
(6) 第1群から第 群にある数の総和を求める。
2. 解き方の手順
(1) 第10群の3番目の数を求める。
まず、第9群までの項数を求める。それは 項である。
したがって、第10群の3番目の数は、数列全体の48番目の奇数である。
数列 の一般項は なので、48番目の奇数は である。
(2) 第 群の最後の数を求める。
第 群までの項数は 項である。
したがって、第 群の最後の数は、数列全体の 番目の奇数である。
よって、求める数は である。
(3) 第 群の最初の数を求める。
第 群までの項数は 項である。
したがって、第 群の最初の数は、数列全体の 番目の奇数である。
よって、求める数は である。
(4) 777が第何群の何番目の数か。
とすると、 より である。
777は数列全体の389番目の奇数である。
第 群までの項数の和が389を超える最小の を求める。
を満たす最小の を求める。
となる。
したがって、第28群までで756項ある。
777は第29群にある。
777は第28群の最後の項より番目の数である。
したがって、777は第29群の11番目の数である。
(5) 第 群にある数の総和を求める。
第 群の最初の数は であり、最後の数は である。
第 群には 個の数がある。
第 群の和は、等差数列の和の公式より、
である。
(6) 第1群から第 群にある数の総和を求める。
第 群の総和は である。
したがって、第1群から第 群までの総和は である。
3. 最終的な答え
(1) 95
(2)
(3)
(4) 第29群の11番目
(5)
(6)