問題は多項式 $A$ を多項式 $B$ で割ったときの商と余りを求める問題です。画像には(3)の問題と(4)の問題が書かれていますが、(3)の問題は既に計算過程が書かれているため、ここでは(4)の問題に取り組みます。(4)の問題は $A=6x^3-9x-10$ を $B=2x^2+4x+3$ で割ったときの商と余りを求めます。

代数学多項式の割り算多項式余り
2025/7/6

1. 問題の内容

問題は多項式 AA を多項式 BB で割ったときの商と余りを求める問題です。画像には(3)の問題と(4)の問題が書かれていますが、(3)の問題は既に計算過程が書かれているため、ここでは(4)の問題に取り組みます。(4)の問題は A=6x39x10A=6x^3-9x-10B=2x2+4x+3B=2x^2+4x+3 で割ったときの商と余りを求めます。

2. 解き方の手順

多項式の割り算を行います。
まず、6x39x106x^3-9x-102x2+4x+32x^2+4x+3 で割ることを考えます。
2x22x^2 に何をかけると 6x36x^3 になるかを考えると、3x3x をかけると6x36x^3になります。
したがって、商の最初の項は 3x3x となります。
3x3x2x2+4x+32x^2+4x+3 にかけると、
3x(2x2+4x+3)=6x3+12x2+9x3x(2x^2+4x+3)=6x^3+12x^2+9x
となります。
6x39x106x^3-9x-10 から 6x3+12x2+9x6x^3+12x^2+9x を引くと、
(6x39x10)(6x3+12x2+9x)=12x218x10(6x^3-9x-10) - (6x^3+12x^2+9x) = -12x^2-18x-10
となります。
次に、12x218x10-12x^2-18x-102x2+4x+32x^2+4x+3 で割ることを考えます。
2x22x^2 に何をかけると 12x2-12x^2 になるかを考えると、6-6 をかけると 12x2-12x^2 になります。
したがって、商の次の項は 6-6 となります。
6-62x2+4x+32x^2+4x+3 にかけると、
6(2x2+4x+3)=12x224x18-6(2x^2+4x+3) = -12x^2-24x-18
となります。
12x218x10-12x^2-18x-10 から 12x224x18-12x^2-24x-18 を引くと、
(12x218x10)(12x224x18)=6x+8(-12x^2-18x-10) - (-12x^2-24x-18) = 6x+8
となります。
6x+86x+8 の次数は 2x2+4x+32x^2+4x+3 の次数より小さいので、ここで割り算は終了です。
したがって、商は 3x63x-6 で、余りは 6x+86x+8 です。

3. 最終的な答え

商: 3x63x-6
余り: 6x+86x+8

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