次の極限を求めます。 (1) $\lim_{x\to 1} \left(\frac{2}{x+1} + 4x\right)$ (2) $\lim_{x\to 1+0} \frac{2}{1-x}$ (3) $\lim_{x\to -\infty} 2^x$ (4) $\lim_{x\to \infty} \log_2 x$ (5) $\lim_{x\to \frac{\pi}{2}-0} \tan x$ (6) $\lim_{x\to \infty} \arctan x$
2025/7/6
## 問題の解答
以下に、画像に示された問題の解答を示します。
### 問題 2
1. **問題の内容**
次の極限を求めます。
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
2. **解き方の手順**
(1) を に近づけたときの極限を求めます。関数は連続なので、単純に を代入できます。
(2) を に右から近づけたときの極限を求めます。 が よりわずかに大きい場合、 は負の非常に小さい値になります。したがって、 は負の無限大に発散します。
(3) を負の無限大に近づけたときの極限を求めます。指数関数 は、 が負の方向に大きくなるにつれて に近づきます。
(4) を正の無限大に近づけたときの極限を求めます。対数関数 は、 が大きくなるにつれて無限大に発散します。
(5) を に左から近づけたときの極限を求めます。 であり、 が に近づくと、 は に近づき、 は正の方向から に近づきます。したがって、 は正の無限大に発散します。
(6) を正の無限大に近づけたときの極限を求めます。 は、逆正接関数であり、 が大きくなるにつれて に近づきます。
3. **最終的な答え**
(1) 5
(2)
(3) 0
(4)
(5)
(6)
### 問題 3
1. **問題の内容**
はさみうちの原理を用いて、 を求めます。
2. **解き方の手順**
は、すべての で成立します。これに を掛けると、
となります。ここで、 のとき、 かつ となるので、はさみうちの原理より、
3. **最終的な答え**
0
### 問題 4
1. **問題の内容**
次の不定形の極限を求めます。
(1)
(2)
(3)
(4)
2. **解き方の手順**
(1) 分子と分母を因数分解します。
(2) 分母を有理化します。
(3) 分子と分母を で割ります。
(4) のとき、 が正と負の場合で分けて考えます。
のとき、
のとき、
右極限と左極限が異なるため、極限は存在しません。
3. **最終的な答え**
(1)
(2) 2
(3) 1
(4) 極限は存在しない