$\sqrt{130}$ の小数部分を $t$ とするとき、$t^2 + 22t$ の値を求めよ。

代数学平方根式の計算有理化整数部分小数部分
2025/7/6

1. 問題の内容

130\sqrt{130} の小数部分を tt とするとき、t2+22tt^2 + 22t の値を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、130\sqrt{130} の整数部分を求めます。
112=12111^2 = 121 であり、122=14412^2 = 144 であるから、11<130<1211 < \sqrt{130} < 12 であることがわかります。したがって、130\sqrt{130} の整数部分は 11 です。
130\sqrt{130} の小数部分 tt は、130\sqrt{130} から整数部分を引いたものなので、
t=13011t = \sqrt{130} - 11
となります。
次に、t2+22tt^2 + 22t の値を求めます。
t2+22t=t(t+22)t^2 + 22t = t(t + 22)
t=13011t = \sqrt{130} - 11 を代入すると、
t(t+22)=(13011)(13011+22)=(13011)(130+11)t(t + 22) = (\sqrt{130} - 11)(\sqrt{130} - 11 + 22) = (\sqrt{130} - 11)(\sqrt{130} + 11)
これは和と差の積の形になっているので、
(13011)(130+11)=(130)2112=130121=9(\sqrt{130} - 11)(\sqrt{130} + 11) = (\sqrt{130})^2 - 11^2 = 130 - 121 = 9

3. 最終的な答え

9

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