点Oは三角形ABCの外心である。角xと角yの大きさを求めよ。三角形ABCにおいて、角AOB = x、角AOC = y、角BAC = 35°、角ABC = 25°と与えられている。
2025/7/6
1. 問題の内容
点Oは三角形ABCの外心である。角xと角yの大きさを求めよ。三角形ABCにおいて、角AOB = x、角AOC = y、角BAC = 35°、角ABC = 25°と与えられている。
2. 解き方の手順
外心は三角形の各頂点からの距離が等しい点であり、三角形ABCの外接円の中心である。
外心は各辺の垂直二等分線の交点である。
三角形ABCの角BAC、角ABCが与えられているので、角ACBを求める。
三角形の内角の和は180°なので、
したがって、角ACBは120°である。
外接円の中心角は円周角の2倍であるという性質を利用する。
角AOBは円周角角ACBに対する中心角なので、
これはありえないので、間違いである。
外心Oから各頂点A, B, Cに線を引くと、OA=OB=OCとなる。
したがって、三角形OAB、三角形OBC、三角形OCAは二等辺三角形である。
三角形OABにおいて、OA=OBなので、角OAB = 角OBA = 35°。したがって、角AOB = 180° - 2 * 35° = 180° - 70° = 110°
三角形OBCにおいて、OB=OCなので、角OBC = 角OCB = 25°。したがって、角BOC = 180° - 2 * 25° = 180° - 50° = 130°
三角形OCAにおいて、OC=OAなので、角OCA = 角OAC。
三角形ABCの内角の和は180°なので、角BAC + 角ABC + 角ACB = 180°
35° + 25° + 角ACB = 180°
角ACB = 180° - 35° - 25° = 120°
角OCA = 角ACB - 角OCB = 120° - 25° = 95°
三角形OCAにおいて、角OAC = 角OCA = 95°。したがって、角AOC = y = 180° - 2 * 95° = 180° - 190° = -10°
これも間違いである。
点Oは三角形の外心であるから、
角ACB = 角OCA + 角OCB
よって、角OBA = 角OAB
角BAC = 35°
角ABC = 25°
角OBA = 角OAB = α
角OBC = 角OCB = β
角OCA = 角OAC = γ
三角形の内角は180°なので、角C = 120°
α+β = 25°
γ+α = 35°
角OCB = 120°-γ
α=35-γ
35-γ+β = 25°
β-γ = -10
β = γ-10
β+γ = 120
γ-10 + γ = 120
2γ = 130
γ=65
β= 55
α = 35-65 = -30
x=110
y=130