まず、与えられた確率密度関数が正しいかを確認します。確率密度関数の定義より、全区間での積分が1になる必要があります。
∫0221xdx=21[2x2]02=21(24−0)=1 よって、与えられた関数は確率密度関数として正しいです。
(1) P(0.5≤X≤1.5) を求める。 確率 P(0.5≤X≤1.5) は、確率密度関数 f(x) を区間 [0.5,1.5] で積分することで得られます。 P(0.5≤X≤1.5)=∫0.51.521xdx=21[2x2]0.51.5=21(21.52−20.52)=21(22.25−20.25)=21(22)=21 (2) 期待値 E(X) を求める。 期待値は E(X)=∫−∞∞xf(x)dx で計算できます。この問題の場合、 E(X)=∫02x⋅21xdx=21∫02x2dx=21[3x3]02=21(38−0)=34 (3) 分散 V(X) を求める。 分散は V(X)=E(X2)−(E(X))2 で計算できます。まず、E(X2) を求めます。 E(X2)=∫02x2⋅21xdx=21∫02x3dx=21[4x4]02=21(416−0)=21(4)=2 次に、分散 V(X) を計算します。 V(X)=E(X2)−(E(X))2=2−(34)2=2−916=918−916=92