10本のくじがあり、1等1000円の当たりくじが1本、2等500円の当たりくじが2本ある。このくじを1本引いたときの賞金の期待値を求める。

確率論・統計学期待値確率くじ
2025/7/6

1. 問題の内容

10本のくじがあり、1等1000円の当たりくじが1本、2等500円の当たりくじが2本ある。このくじを1本引いたときの賞金の期待値を求める。

2. 解き方の手順

期待値を計算するためには、各賞金が得られる確率を計算し、それぞれの賞金にその確率を掛けて足し合わせます。
10本のくじのうち、1等が1本、2等が2本なので、はずれくじは7本です。
1等(1000円)が当たる確率は 1/101/10 です。
2等(500円)が当たる確率は 2/10=1/52/10 = 1/5 です。
はずれ(0円)が当たる確率は 7/107/10 です。
期待値は、以下の式で計算できます。
期待値 = (1等の賞金 × 1等が当たる確率) + (2等の賞金 × 2等が当たる確率) + (はずれの賞金 × はずれが当たる確率)
期待値 = (1000×110)+(500×210)+(0×710)(1000 \times \frac{1}{10}) + (500 \times \frac{2}{10}) + (0 \times \frac{7}{10})
=100+100+0= 100 + 100 + 0
=200= 200

3. 最終的な答え

200円

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