定積分 $\int_{-1}^{2} x dx$ を、高校で習った方法を用いて計算する問題です。定理の使用は禁止されています。

解析学定積分不定積分積分計算
2025/7/7

1. 問題の内容

定積分 12xdx\int_{-1}^{2} x dx を、高校で習った方法を用いて計算する問題です。定理の使用は禁止されています。

2. 解き方の手順

定積分を計算するには、まず被積分関数 xx の不定積分を求めます。
xx の不定積分は 12x2\frac{1}{2}x^2 です。つまり、
xdx=12x2+C\int x dx = \frac{1}{2}x^2 + C
次に、定積分の定義に従い、不定積分の端点での値を計算します。
abf(x)dx=F(b)F(a)\int_{a}^{b} f(x) dx = F(b) - F(a), ここで F(x)F(x)f(x)f(x) の不定積分です。
今回の場合は、
12xdx=12(2)212(1)2\int_{-1}^{2} x dx = \frac{1}{2}(2)^2 - \frac{1}{2}(-1)^2
=12(4)12(1)= \frac{1}{2}(4) - \frac{1}{2}(1)
=212= 2 - \frac{1}{2}
=4212= \frac{4}{2} - \frac{1}{2}
=32= \frac{3}{2}

3. 最終的な答え

32\frac{3}{2}

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