与えられた条件を満たす2次関数を求めます。具体的には、 (2) $x=-2$ で最大値1をとり、点$(-1, -1)$ を通る2次関数を求めます。 (3) 3点 $(1, 5), (2, 1), (-1, 1)$ を通る2次関数を求めます。 (4) 3点 $(3, 0), (-1, 0), (2, 6)$ を通る2次関数を求めます。

代数学二次関数2次関数最大値3点を通る
2025/7/7

1. 問題の内容

与えられた条件を満たす2次関数を求めます。具体的には、
(2) x=2x=-2 で最大値1をとり、点(1,1)(-1, -1) を通る2次関数を求めます。
(3) 3点 (1,5),(2,1),(1,1)(1, 5), (2, 1), (-1, 1) を通る2次関数を求めます。
(4) 3点 (3,0),(1,0),(2,6)(3, 0), (-1, 0), (2, 6) を通る2次関数を求めます。

2. 解き方の手順

(2) x=2x=-2 で最大値1をとるので、求める2次関数は y=a(x+2)2+1y = a(x+2)^2 + 1 と表せます。
(1,1)(-1, -1) を通るので、この点を代入すると
1=a(1+2)2+1-1 = a(-1+2)^2 + 1
1=a+1-1 = a + 1
a=2a = -2
したがって、2次関数は y=2(x+2)2+1y = -2(x+2)^2 + 1 となります。展開して整理すると、
y=2(x2+4x+4)+1y = -2(x^2 + 4x + 4) + 1
y=2x28x8+1y = -2x^2 - 8x - 8 + 1
y=2x28x7y = -2x^2 - 8x - 7
(3) 求める2次関数を y=ax2+bx+cy = ax^2 + bx + c とおきます。
3点 (1,5),(2,1),(1,1)(1, 5), (2, 1), (-1, 1) を通るので、それぞれ代入して
a+b+c=5a + b + c = 5
4a+2b+c=14a + 2b + c = 1
ab+c=1a - b + c = 1
3つの式から a,b,ca, b, c を求めます。
1つ目の式から3つ目の式を引くと 2b=42b = 4 となり、b=2b = 2 が得られます。
b=2b = 2 を1つ目の式と2つ目の式に代入すると
a+2+c=5a + 2 + c = 5
4a+4+c=14a + 4 + c = 1
整理して
a+c=3a + c = 3
4a+c=34a + c = -3
2つ目の式から1つ目の式を引くと 3a=63a = -6 となり、a=2a = -2 が得られます。
a=2a = -2a+c=3a + c = 3 に代入すると 2+c=3-2 + c = 3 より c=5c = 5 が得られます。
したがって、2次関数は y=2x2+2x+5y = -2x^2 + 2x + 5 となります。
(4) 求める2次関数を y=ax2+bx+cy = ax^2 + bx + c とおきます。
3点 (3,0),(1,0),(2,6)(3, 0), (-1, 0), (2, 6) を通るので、それぞれ代入して
9a+3b+c=09a + 3b + c = 0
ab+c=0a - b + c = 0
4a+2b+c=64a + 2b + c = 6
y=a(x3)(x+1)=a(x22x3)y = a(x-3)(x+1) = a(x^2-2x-3)とおいてもよいです。
3点 (3,0),(1,0)(3, 0), (-1, 0) より、xx切片が3と-1であることが分かります。
したがって、y=a(x3)(x+1)y=a(x-3)(x+1) とおくことができます。
(2,6)(2, 6) を通るので、代入すると
6=a(23)(2+1)6 = a(2-3)(2+1)
6=a(1)(3)6 = a(-1)(3)
6=3a6 = -3a
a=2a = -2
したがって、2次関数は y=2(x3)(x+1)y = -2(x-3)(x+1) となります。展開して整理すると
y=2(x22x3)y = -2(x^2 - 2x - 3)
y=2x2+4x+6y = -2x^2 + 4x + 6

3. 最終的な答え

(2) y=2x28x7y = -2x^2 - 8x - 7
(3) y=2x2+2x+5y = -2x^2 + 2x + 5
(4) y=2x2+4x+6y = -2x^2 + 4x + 6

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