2次関数 $y = -x^2 + 2x + 7$ の最大値と最小値を求めよ。ただし、定義域が指定されていないため、取りうる最大値と最小値の範囲について考える。

代数学二次関数最大値最小値平方完成放物線
2025/7/7

1. 問題の内容

2次関数 y=x2+2x+7y = -x^2 + 2x + 7 の最大値と最小値を求めよ。ただし、定義域が指定されていないため、取りうる最大値と最小値の範囲について考える。

2. 解き方の手順

まず、与えられた2次関数を平方完成する。
y=x2+2x+7y = -x^2 + 2x + 7
y=(x22x)+7y = -(x^2 - 2x) + 7
y=(x22x+11)+7y = -(x^2 - 2x + 1 - 1) + 7
y=((x1)21)+7y = -((x - 1)^2 - 1) + 7
y=(x1)2+1+7y = -(x - 1)^2 + 1 + 7
y=(x1)2+8y = -(x - 1)^2 + 8
この式から、グラフは上に凸の放物線であり、頂点の座標は (1,8)(1, 8) であることがわかる。
したがって、最大値は x=1x = 1 のときに y=8y = 8 となる。
最小値については、定義域が指定されていないため、実数全体で考える必要がある。xx が無限に大きくなる、または小さくなるにつれて、yy の値は負の無限大に近づく。したがって、最小値は存在しない。

3. 最終的な答え

最大値は 88 であり、最小値は存在しない。

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