袋の中に区別がつかない赤玉2個と白玉5個が入っている。この袋から3個の玉を同時に取り出すとき、赤玉1個と白玉2個が出る確率を求める問題です。

確率論・統計学確率組み合わせ場合の数
2025/7/7

1. 問題の内容

袋の中に区別がつかない赤玉2個と白玉5個が入っている。この袋から3個の玉を同時に取り出すとき、赤玉1個と白玉2個が出る確率を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、袋の中から3個の玉を取り出す方法の総数を計算します。
これは、7個の玉の中から3個を選ぶ組み合わせなので、7C3_7C_3で計算できます。
7C3=7!3!(73)!=7!3!4!=7×6×53×2×1=35_7C_3 = \frac{7!}{3!(7-3)!} = \frac{7!}{3!4!} = \frac{7 \times 6 \times 5}{3 \times 2 \times 1} = 35
次に、赤玉1個と白玉2個を取り出す方法の数を計算します。
赤玉1個を取り出す方法は、2個の赤玉から1個を選ぶので、2C1=2_2C_1 = 2通りです。
白玉2個を取り出す方法は、5個の白玉から2個を選ぶので、5C2_5C_2で計算できます。
5C2=5!2!(52)!=5!2!3!=5×42×1=10_5C_2 = \frac{5!}{2!(5-2)!} = \frac{5!}{2!3!} = \frac{5 \times 4}{2 \times 1} = 10
したがって、赤玉1個と白玉2個を取り出す方法は、
2×10=202 \times 10 = 20通りです。
求める確率は、赤玉1個と白玉2個を取り出す方法の数を、3個の玉を取り出す方法の総数で割ることによって求められます。
確率 =2035=47= \frac{20}{35} = \frac{4}{7}

3. 最終的な答え

47\frac{4}{7}

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