この問題は、複素数の極形式、ド・モアブルの定理、複素数の回転、複素数平面上の図形に関する問題です。具体的には、 1. 複素数を極形式 $r(\cos\theta + i\sin\theta)$ で表す問題(4問)。
2025/7/7
はい、承知いたしました。
1. 問題の内容
この問題は、複素数の極形式、ド・モアブルの定理、複素数の回転、複素数平面上の図形に関する問題です。具体的には、
1. 複素数を極形式 $r(\cos\theta + i\sin\theta)$ で表す問題(4問)。
2. ド・モアブルの定理を用いて計算する問題(3問)。
3. 複素数の回転を利用して、点を回転させた後の複素数を求める問題(2問)と、正三角形となる複素数を求める問題(1問)。
4. 複素数の方程式が表す図形を答える問題(5問)。
2. 解き方の手順
各問題ごとに解き方を説明します。
1. 複素数の極形式
(1) の場合:
。 は第4象限にあるので、.
よって、.
(2) の場合:
. は第2象限にあるので、.
よって、.
(3) の場合:
.
よって、.
(4) の場合:
. は第1象限にあるので、.
よって、.
2. ド・モアブルの定理
(1) の場合:
.
.
(2) の場合:
.
.
(3) の場合:
.
3. 複素数の回転
(1) 点 を原点を中心として 回転:
.
(2) 点 を点 を中心として 回転:
まず、 を を中心として平行移動し、.
次に、 を原点を中心として 回転:
.
最後に、 を中心とした回転なので、.
(3) 点 , 点 とする. が正三角形となる点 を表す複素数を求めよ:
点 は、 を を中心として または 回転させた点です。
1つ目のCを求めます。
もう1つのCを求めます。
4. 複素数の方程式が表す図形
(1) : 中心 , 半径 3 の円。
(2) : より、中心 , 半径 1 の円。
(3) : より、中心 , 半径 の円。
(4) : 1 と -i を結ぶ線分の垂直二等分線。
(5) : と を結ぶ線分の垂直二等分線。
3. 最終的な答え
1. (1) $2\sqrt{2}\left(\cos\frac{7\pi}{4} + i\sin\frac{7\pi}{4}\right)$
(2)
(3)
(4)
2. (1) $16$
(2)
(3)
3. (1) $\frac{-\sqrt{2}}{2} + \frac{5\sqrt{2}}{2}i$
(2)
(3) と
4. (1) 中心 $-1-i$, 半径 3 の円
(2) 中心 , 半径 1 の円
(3) 中心 , 半径 の円
(4) 1 と -i を結ぶ線分の垂直二等分線
(5) と を結ぶ線分の垂直二等分線