与えられた方程式が円を表すための条件を考えます。まず、方程式を円の方程式の標準形である (x−a)2+(y−b)2=r2 の形に変形します。ここで、r は円の半径であり、r>0 である必要があります。 与えられた方程式を平方完成すると、以下のようになります。
x2+tx+y2−(t+3)y+25t2=0 (x+2t)2−(2t)2+(y−2t+3)2−(2t+3)2+25t2=0 (x+2t)2+(y−2t+3)2=(2t)2+(2t+3)2−25t2 (x+2t)2+(y−2t+3)2=4t2+4t2+6t+9−410t2 (x+2t)2+(y−2t+3)2=4−8t2+6t+9 この方程式が円を表すためには、右辺が正の数である必要があります。つまり、
4−8t2+6t+9>0 −8t2+6t+9>0 8t2−6t−9<0 この不等式を解くために、まず 8t2−6t−9=0 となる t を求めます。解の公式を用いると、 t=2(8)−(−6)±(−6)2−4(8)(−9)=166±36+288=166±324=166±18 t1=166+18=1624=23 t2=166−18=16−12=−43 したがって、8t2−6t−9<0 を満たす t の範囲は −43<t<23 となります。