生徒が講堂の長椅子に座る。 - 1脚に4人ずつ座ると、長椅子が6脚不足する。 - 1脚に5人ずつ座ると、4人しか座っていない長椅子が1脚でき、45脚の長椅子が余る。 長椅子の数と生徒の人数をそれぞれ求めよ。

代数学一次方程式文章問題連立方程式
2025/7/7

1. 問題の内容

生徒が講堂の長椅子に座る。
- 1脚に4人ずつ座ると、長椅子が6脚不足する。
- 1脚に5人ずつ座ると、4人しか座っていない長椅子が1脚でき、45脚の長椅子が余る。
長椅子の数と生徒の人数をそれぞれ求めよ。

2. 解き方の手順

(1) 長椅子の数を求める。
長椅子の数を xx 脚とする。
- 4人ずつ座ると6脚不足するということは、生徒の人数は 4x+4×6=4x+244x + 4 \times 6 = 4x + 24 人と表せる。
- 5人ずつ座ると4人しか座っていない長椅子が1脚でき、45脚の長椅子が余る。つまり、5人ずつ座った長椅子は、x451=x46x - 45 - 1 = x - 46 脚。生徒の人数は 5(x46)+45(x-46) + 4 人と表せる。
したがって、
4x+24=5(x46)+44x + 24 = 5(x - 46) + 4
4x+24=5x230+44x + 24 = 5x - 230 + 4
4x+24=5x2264x + 24 = 5x - 226
x=250x = 250
(2) 生徒の人数を求める。
生徒の人数は 4x+244x + 24 であるから、x=250x = 250 を代入すると、
4×250+24=1000+24=10244 \times 250 + 24 = 1000 + 24 = 1024 人。
または、生徒の人数は 5(x46)+45(x - 46) + 4 であるから、x=250x = 250 を代入すると、
5×(25046)+4=5×204+4=1020+4=10245 \times (250 - 46) + 4 = 5 \times 204 + 4 = 1020 + 4 = 1024 人。

3. 最終的な答え

(1) 長椅子の数: 250 脚
(2) 生徒の人数: 1024 人

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