Bさんは最初に持っていたお金の30%より600円多い金額でCDを買い、次に残ったお金の30%より500円多い金額でTシャツを買いました。最終的に3000円残りました。TシャツとCDの値段、そして最初の所持金をそれぞれ求めます。

代数学文章問題一次方程式割合代数
2025/7/7

1. 問題の内容

Bさんは最初に持っていたお金の30%より600円多い金額でCDを買い、次に残ったお金の30%より500円多い金額でTシャツを買いました。最終的に3000円残りました。TシャツとCDの値段、そして最初の所持金をそれぞれ求めます。

2. 解き方の手順

最初の所持金を xx 円とします。
* CDの値段は、最初の所持金の30%より600円多いので、0.3x+6000.3x + 600 円です。
* CDを買った後のお金の残りは、x(0.3x+600)=0.7x600x - (0.3x + 600) = 0.7x - 600 円です。
* Tシャツの値段は、残ったお金の30%より500円多いので、0.3(0.7x600)+5000.3(0.7x - 600) + 500 円です。
* Tシャツを買った後のお金の残りは3000円なので、
(0.7x600)[0.3(0.7x600)+500]=3000(0.7x - 600) - [0.3(0.7x - 600) + 500] = 3000 という式が成り立ちます。
この式を解いていきます。
まず、Tシャツの値段の式を展開します。
0.3(0.7x600)+500=0.21x180+500=0.21x+3200.3(0.7x - 600) + 500 = 0.21x - 180 + 500 = 0.21x + 320
次に、残金の式の括弧を外します。
(0.7x600)(0.21x+320)=3000(0.7x - 600) - (0.21x + 320) = 3000
0.7x6000.21x320=30000.7x - 600 - 0.21x - 320 = 3000
0.49x920=30000.49x - 920 = 3000
0.49x=39200.49x = 3920
x=39200.49=8000x = \frac{3920}{0.49} = 8000
したがって、最初の所持金は8000円です。
CDの値段は、0.3x+600=0.3×8000+600=2400+600=30000.3x + 600 = 0.3 \times 8000 + 600 = 2400 + 600 = 3000 円です。
Tシャツの値段は、0.21x+320=0.21×8000+320=1680+320=20000.21x + 320 = 0.21 \times 8000 + 320 = 1680 + 320 = 2000 円です。

3. 最終的な答え

Tシャツ:2000 円
CD:3000 円
最初の所持金:8000 円

「代数学」の関連問題

(1) $\sum_{k=1}^{n} (3k+2)$ を$\Sigma$を用いずに、各項を書き並べて表す。 (2) $\sum_{k=5}^{8} (k+1)(k+2)$ を$\Sigma$を用いず...

シグマ数列
2025/7/8

与えられた数列の和を求める問題です。具体的には、$\sum_{k=1}^{n} (-\frac{1}{2})^k$ を計算します。これは初項が $-\frac{1}{2}$、公比が $-\frac{1...

数列等比数列級数和の公式
2025/7/8

$\sum_{k=1}^{n} (k-1)(k-5)$ を計算する問題です。

数列シグマ公式
2025/7/8

$\sum_{k=1}^n 5^{k-1}$ を求めよ。

等比数列数列の和シグマ
2025/7/8

$\sum_{k=1}^{n} 4^k$ を求めよ。

等比数列シグマ数列の和
2025/7/8

数列 $1\cdot3, 2\cdot4, 3\cdot5, \dots$ の初項から第 $n$ 項までの和を求める問題です。ただし、解答にはいくつかの空欄があり、それらを埋める必要があります。

数列級数シグマ数式処理
2025/7/8

数列 $a^2, 10, -a$ が等差数列であるとき、$a$ の値を求めよ。ただし、$a$ の値は2つ存在し、$a$ < $b$ とする。

等差数列二次方程式解の公式数列
2025/7/8

$-a$, $6$, $a^2$ が等差数列をなすとき、$a$ の値を求める。ただし、2つの解のうち小さい方を「ア」、大きい方を「イ」とする。

等差数列二次方程式因数分解
2025/7/8

数列 $\{a_n\}$ の一般項が $a_n = 12n + 3$ で与えられているとき、この数列の初項と公差を求める問題です。

数列等差数列一般項初項公差
2025/7/8

一般項が $a_n = 15n - 13$ で表される等差数列 $\{a_n\}$ の初項と公差を求めよ。

等差数列数列一般項公差初項
2025/7/8