一般項が $a_n = 15n - 13$ で表される等差数列 $\{a_n\}$ の初項と公差を求めよ。

代数学等差数列数列一般項公差初項
2025/7/8

1. 問題の内容

一般項が an=15n13a_n = 15n - 13 で表される等差数列 {an}\{a_n\} の初項と公差を求めよ。

2. 解き方の手順

初項は n=1n=1 のときの値なので、a1a_1 を計算する。
a1=15(1)13=1513=2a_1 = 15(1) - 13 = 15 - 13 = 2
したがって、初項は2である。
公差は、隣り合う項の差で求められる。an+1ana_{n+1} - a_n を計算する。
an+1=15(n+1)13=15n+1513=15n+2a_{n+1} = 15(n+1) - 13 = 15n + 15 - 13 = 15n + 2
an+1an=(15n+2)(15n13)=15n+215n+13=15a_{n+1} - a_n = (15n + 2) - (15n - 13) = 15n + 2 - 15n + 13 = 15
したがって、公差は15である。
もしくは、an=15n13a_n = 15n - 13 という式は、等差数列の一般項の公式 an=a1+(n1)da_n = a_1 + (n-1)d を変形したものである。an=dn+(a1d)a_n = dn + (a_1 - d) となる。
an=15n13a_n = 15n - 13 と比較すると、d=15d = 15。つまり、公差は15。
また、a1d=13a_1 - d = -13 なので、a1=d13=1513=2a_1 = d - 13 = 15 - 13 = 2。初項は2。

3. 最終的な答え

初項:2
公差:15

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