数列 $\{a_n\}$ の一般項が $a_n = 12n + 3$ で与えられているとき、この数列の初項と公差を求める問題です。

代数学数列等差数列一般項初項公差
2025/7/8

1. 問題の内容

数列 {an}\{a_n\} の一般項が an=12n+3a_n = 12n + 3 で与えられているとき、この数列の初項と公差を求める問題です。

2. 解き方の手順

数列の初項は、n=1n=1 のときの ana_n の値です。したがって、
a1=12(1)+3=12+3=15a_1 = 12(1) + 3 = 12 + 3 = 15
よって、初項は15です。
等差数列の公差は、隣り合う項の差で求められます。一般に、
d=an+1and = a_{n+1} - a_n
今回は、an=12n+3a_n = 12n + 3 なので、
an+1=12(n+1)+3=12n+12+3=12n+15a_{n+1} = 12(n+1) + 3 = 12n + 12 + 3 = 12n + 15
したがって、
d=(12n+15)(12n+3)=12n+1512n3=12d = (12n + 15) - (12n + 3) = 12n + 15 - 12n - 3 = 12
よって、公差は12です。
あるいは、an=12n+3a_n = 12n + 3nn の一次式なので、 nn の係数が公差になります。

3. 最終的な答え

初項: 15
公差: 12

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