放物線 $y = x^2 - 3x$ と直線 $y = x + k$ が接するとき、定数 $k$ の値を求め、そのときの接点の座標を求める問題です。

代数学二次関数接線判別式二次方程式
2025/7/7

1. 問題の内容

放物線 y=x23xy = x^2 - 3x と直線 y=x+ky = x + k が接するとき、定数 kk の値を求め、そのときの接点の座標を求める問題です。

2. 解き方の手順

放物線と直線が接するということは、それらの式を連立させた方程式が重解を持つということです。
まず、二つの式を連立させます。
x23x=x+kx^2 - 3x = x + k
これを整理すると、
x24xk=0x^2 - 4x - k = 0
この2次方程式が重解を持つ条件は、判別式 DD が 0 になることです。判別式 DD は、D=b24acD = b^2 - 4ac で求められます。この場合、a=1a=1, b=4b=-4, c=kc=-k なので、
D=(4)24(1)(k)=16+4kD = (-4)^2 - 4(1)(-k) = 16 + 4k
D=0D = 0 となる kk の値を求めます。
16+4k=016 + 4k = 0
4k=164k = -16
k=4k = -4
次に、接点の xx 座標を求めます。
x24x(4)=0x^2 - 4x - (-4) = 0
x24x+4=0x^2 - 4x + 4 = 0
(x2)2=0(x-2)^2 = 0
x=2x = 2
接点の yy 座標は、y=x+ky = x + kx=2x = 2k=4k = -4 を代入して求めます。
y=2+(4)=2y = 2 + (-4) = -2
したがって、接点の座標は (2,2)(2, -2) です。

3. 最終的な答え

k=4k = -4
接点の座標は (2,2)(2, -2)

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## 問題の回答

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