(1) 1から200までの自然数のうち、3で割り切れないが、4で割り切れる数の個数を求める。 (2) 数字0, 1, 2, 3, 4, 5のうち異なる3個を並べて3桁の整数を作るとき、偶数はいくつできるかを求める。 (3) 男子4人、女子2人の計6人が円形のテーブルに座るとき、女子が隣り合って座る座り方は何通りかを求める。

算数集合場合の数整数組み合わせ割り算倍数
2025/7/7

1. 問題の内容

(1) 1から200までの自然数のうち、3で割り切れないが、4で割り切れる数の個数を求める。
(2) 数字0, 1, 2, 3, 4, 5のうち異なる3個を並べて3桁の整数を作るとき、偶数はいくつできるかを求める。
(3) 男子4人、女子2人の計6人が円形のテーブルに座るとき、女子が隣り合って座る座り方は何通りかを求める。

2. 解き方の手順

(1) 1から200までの自然数で4で割り切れる数の個数は 2004=50\lfloor\frac{200}{4}\rfloor = 50 個です。
1から200までの自然数で4の倍数であり、かつ3の倍数である数(すなわち12の倍数)の個数は 20012=16\lfloor\frac{200}{12}\rfloor = 16 個です。
したがって、4で割り切れるが3で割り切れない数の個数は 5016=3450 - 16 = 34 個となります。
(2) 3桁の整数を作る場合、百の位には0以外の数字が入ります。
偶数を作るには、一の位が0, 2, 4のいずれかである必要があります。
* 一の位が0のとき、百の位は1~5の5通り、十の位は残りの4通りなので、 5×4=205 \times 4 = 20通り。
* 一の位が2または4のとき(2通り)、百の位は0, 2, 4以外(例えば一の位が2なら0,4を除く)の4通り、十の位は残りの4通りなので、2×4×4=322 \times 4 \times 4 = 32通り。
したがって、合計 20+32=5220 + 32 = 52個の偶数ができます。
(3) まず、女子2人を1つのグループとして考えます。
すると、男子4人と女子グループの合計5つのグループを円形に並べるので、並べ方は (51)!=4!=24(5-1)! = 4! = 24 通りです。
次に、女子2人の並び方は2! = 2通りです。
したがって、全体の座り方は 24×2=4824 \times 2 = 48通りとなります。

3. 最終的な答え

(1) 34個
(2) 52個
(3) 48通り

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