練習34の(3)の二次不等式 $x^2 + 2x - 1 \le 0$ を解きます。

代数学二次不等式二次方程式解の公式放物線
2025/7/7

1. 問題の内容

練習34の(3)の二次不等式 x2+2x10x^2 + 2x - 1 \le 0 を解きます。

2. 解き方の手順

まず、x2+2x1=0x^2 + 2x - 1 = 0 の解を求めます。これは二次方程式なので、解の公式を使います。解の公式は ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 のとき、x=b±b24ac2ax = \frac{-b \pm \sqrt{b^2 - 4ac}}{2a} です。今回の場合は、a=1a = 1, b=2b = 2, c=1c = -1 なので、
x=2±2241(1)21=2±4+42=2±82=2±222=1±2x = \frac{-2 \pm \sqrt{2^2 - 4 \cdot 1 \cdot (-1)}}{2 \cdot 1} = \frac{-2 \pm \sqrt{4 + 4}}{2} = \frac{-2 \pm \sqrt{8}}{2} = \frac{-2 \pm 2\sqrt{2}}{2} = -1 \pm \sqrt{2}
よって、x2+2x1=0x^2 + 2x - 1 = 0 の解は x=12x = -1 - \sqrt{2}x=1+2x = -1 + \sqrt{2} です。
次に、y=x2+2x1y = x^2 + 2x - 1 のグラフを考えます。これは下に凸な放物線で、xx軸との交点が x=12x = -1 - \sqrt{2}x=1+2x = -1 + \sqrt{2} です。不等式 x2+2x10x^2 + 2x - 1 \le 0 を満たす xx の範囲は、このグラフが y0y \le 0 となる部分なので、xx軸よりも下にある部分です。これは、x=12x = -1 - \sqrt{2}x=1+2x = -1 + \sqrt{2} の間になります。
したがって、x2+2x10x^2 + 2x - 1 \le 0 の解は 12x1+2-1 - \sqrt{2} \le x \le -1 + \sqrt{2} です。

3. 最終的な答え

12x1+2-1 - \sqrt{2} \le x \le -1 + \sqrt{2}

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