A班には5人、B班には6人、C班には7人の生徒がいます。A班から3人、B班から2人を選ぶとき、選び方は何通りあるかを求める問題です。

確率論・統計学組み合わせ場合の数
2025/7/7

1. 問題の内容

A班には5人、B班には6人、C班には7人の生徒がいます。A班から3人、B班から2人を選ぶとき、選び方は何通りあるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

A班から3人を選ぶ場合の数は、組み合わせの公式 nCr=n!r!(nr)!_nC_r = \frac{n!}{r!(n-r)!} を用いて計算します。
A班の人数は5人なので、n=5n=5、選ぶ人数は3人なので、r=3r=3となります。
5C3=5!3!(53)!=5!3!2!=5×4×3×2×1(3×2×1)(2×1)=5×42×1=10_5C_3 = \frac{5!}{3!(5-3)!} = \frac{5!}{3!2!} = \frac{5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1}{(3 \times 2 \times 1)(2 \times 1)} = \frac{5 \times 4}{2 \times 1} = 10 通り。
B班から2人を選ぶ場合の数も同様に計算します。
B班の人数は6人なので、n=6n=6、選ぶ人数は2人なので、r=2r=2となります。
6C2=6!2!(62)!=6!2!4!=6×5×4×3×2×1(2×1)(4×3×2×1)=6×52×1=15_6C_2 = \frac{6!}{2!(6-2)!} = \frac{6!}{2!4!} = \frac{6 \times 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1}{(2 \times 1)(4 \times 3 \times 2 \times 1)} = \frac{6 \times 5}{2 \times 1} = 15 通り。
A班から3人を選び、かつB班から2人を選ぶ場合の数は、それぞれの選び方の数を掛け合わせます。
10×15=15010 \times 15 = 150 通り。

3. 最終的な答え

150通り

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