1. 問題の内容
与えられた関数 のグラフを描く。
2. 解き方の手順
まず、定義域を考える。根号の中が非負である必要があるため、。これは と同値であり、 となる。
次に、関数の偶奇性を調べる。 であるから、この関数は奇関数である。したがって、原点に関して対称なグラフとなる。
次に、導関数を計算する。
となる を求めると、 より 。よって、 となる。
次に、増減表を作成する。
| x | -2 | ... | -√2 | ... | √2 | ... | 2 |
| ------ | ------- | -------- | -------- | -------- | -------- | -------- | ------- |
| y' | | - | 0 | + | 0 | - | |
| y | 0 | 減少 | -2 | 増加 | 2 | 減少 | 0 |
したがって、 で極小値 をとり、 で極大値 をとる。
3. 最終的な答え
のグラフは、定義域が であり、原点に関して対称な奇関数である。 で極小値 をとり、 で極大値 をとる。とで となる。