数列 $\{a_n\}$ の一般項が $a_n = 2n - 8$ で与えられるとき、この数列の初項と公差を求めよ。

代数学数列等差数列一般項初項公差
2025/7/8

1. 問題の内容

数列 {an}\{a_n\} の一般項が an=2n8a_n = 2n - 8 で与えられるとき、この数列の初項と公差を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、初項 a1a_1 を求める。一般項の式に n=1n=1 を代入する。
a1=2(1)8=28=6a_1 = 2(1) - 8 = 2 - 8 = -6
次に、公差 dd を求める。等差数列の公差は、隣り合う項の差で求められる。つまり、d=a2a1d = a_2 - a_1 である。
a2a_2 を求める。一般項の式に n=2n=2 を代入する。
a2=2(2)8=48=4a_2 = 2(2) - 8 = 4 - 8 = -4
したがって、d=a2a1=4(6)=4+6=2d = a_2 - a_1 = -4 - (-6) = -4 + 6 = 2
また、等差数列の一般項が an=an+ba_n = an + b の形で表されているとき、公差は aa である。
an=2n8a_n = 2n - 8なので、公差は2である。

3. 最終的な答え

初項:-6
公差:2

「代数学」の関連問題

$x = \frac{1}{2-\sqrt{3}}$、 $y = \frac{1}{2+\sqrt{3}}$ のとき、以下の値を求めよ。 (1) $x+y$ (2) $xy$ (3) $x^2+y^2...

式の計算有理化平方根展開因数分解
2025/7/8

与えられた2次関数 $y = -9x^2 + 6x - 1$ を平方完成する問題です。

二次関数平方完成数式処理
2025/7/8

与えられた行列の行列式を計算する問題です。特に(6), (7), (8)については3次行列の行列式をSarrusの方法を使わずに計算する必要があります。

行列行列式余因子展開3次行列4次行列
2025/7/8

2次不等式 $-x^2 + 6x - 10 \geq 0$ を解く問題です。まず、両辺に $-1$ を掛けて $x^2 - 6x + 10 \leq 0$ とします。次に、2次方程式 $x^2 - 6...

二次不等式解の公式虚数解二次関数
2025/7/8

2x2行列 $A = \begin{pmatrix} a & b \\ c & d \end{pmatrix}$ に対して、次の式が成り立つことを示す問題です。 $A^2 - (a+d)A + (ad...

線形代数行列行列の計算単位行列零行列
2025/7/8

二次不等式 $x^2 + 4x + 5 < 0$ を解く問題です。まず、二次方程式 $x^2 + 4x + 5 = 0$ を解き、その解を用いて不等式の解を求めます。

二次不等式二次関数解の公式判別式複素数解
2025/7/8

数学的帰納法を用いて、以下の2つの等式を証明する。 (1) $1 + 3 + 5 + \dots + (2n-1) = n^2$ (2) $1 \cdot 2 + 2 \cdot 3 + 3 \cdo...

数学的帰納法数列等式
2025/7/8

与えられた式を計算して、簡略化してください。 式は $\frac{1}{3}(6x-9) - \frac{2}{5}(5x+20)$ です。

式の計算一次式展開同類項
2025/7/8

2次不等式 $x^2 - 2x + 4 > 0$ を解く問題です。まず、2次方程式 $x^2 - 2x + 4 = 0$ を解の公式を使って解き、グラフの概形から不等式の解を求めます。

二次不等式判別式解の公式二次関数グラフ
2025/7/8

(1) $1 + 3 + 5 + \dots + (2n - 1) = n^2$ を数学的帰納法で証明する。 (2) $1 \cdot 2 + 2 \cdot 3 + 3 \cdot 4 + \dot...

数学的帰納法数列等式証明
2025/7/8