2次不等式 $-x^2 + 6x - 10 \geq 0$ を解く問題です。まず、両辺に $-1$ を掛けて $x^2 - 6x + 10 \leq 0$ とします。次に、2次方程式 $x^2 - 6x + 10 = 0$ の解を求め、グラフを利用して不等式 $x^2 - 6x + 10 \leq 0$ の解を求めます。

代数学二次不等式解の公式虚数解二次関数
2025/7/8

1. 問題の内容

2次不等式 x2+6x100-x^2 + 6x - 10 \geq 0 を解く問題です。まず、両辺に 1-1 を掛けて x26x+100x^2 - 6x + 10 \leq 0 とします。次に、2次方程式 x26x+10=0x^2 - 6x + 10 = 0 の解を求め、グラフを利用して不等式 x26x+100x^2 - 6x + 10 \leq 0 の解を求めます。

2. 解き方の手順

まず、2次方程式 x26x+10=0x^2 - 6x + 10 = 0 の解を解の公式を用いて求めます。解の公式は以下の通りです。
x=b±b24ac2ax = \frac{-b \pm \sqrt{b^2 - 4ac}}{2a}
この問題では a=1a = 1, b=6b = -6, c=10c = 10 です。これを代入すると、
x=(6)±(6)24×1×102×1x = \frac{-(-6) \pm \sqrt{(-6)^2 - 4 \times 1 \times 10}}{2 \times 1}
x=6±36402x = \frac{6 \pm \sqrt{36 - 40}}{2}
x=6±42x = \frac{6 \pm \sqrt{-4}}{2}
x=6±2i2x = \frac{6 \pm 2i}{2}
x=3±ix = 3 \pm i
次に、2次関数 y=x26x+10y = x^2 - 6x + 10 のグラフを考えます。グラフは下に凸の放物線であり、x軸との交点は虚数解を持つため、x軸と交わりません。つまり、すべての xx に対して x26x+10>0x^2 - 6x + 10 > 0 です。
したがって、x26x+100x^2 - 6x + 10 \leq 0 を満たす xx は存在しません。

3. 最終的な答え

解なし

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