2つの直線 $x/2 = 1-y = z-5$ と $x-2 = (y+1)/2 = z/3$ に平行で、点 $(3, -1, 4)$ を通る平面の方程式を求めます。

幾何学ベクトル平面直線法線ベクトル外積空間ベクトル
2025/7/8

1. 問題の内容

2つの直線 x/2=1y=z5x/2 = 1-y = z-5x2=(y+1)/2=z/3x-2 = (y+1)/2 = z/3 に平行で、点 (3,1,4)(3, -1, 4) を通る平面の方程式を求めます。

2. 解き方の手順

まず、それぞれの直線の方向ベクトルを求めます。
直線 x/2=1y=z5x/2 = 1-y = z-5 は、
x/2=(y1)/(1)=(z5)/1x/2 = (y - 1)/(-1) = (z - 5)/1 と変形できるので、方向ベクトルは v1=(2,1,1)\vec{v_1} = (2, -1, 1) です。
直線 x2=(y+1)/2=z/3x-2 = (y+1)/2 = z/3 は、
(x2)/1=(y+1)/2=(z0)/3(x - 2)/1 = (y + 1)/2 = (z - 0)/3 と変形できるので、方向ベクトルは v2=(1,2,3)\vec{v_2} = (1, 2, 3) です。
求める平面の法線ベクトル n\vec{n} は、2つの方向ベクトル v1\vec{v_1}v2\vec{v_2} に垂直なので、外積として計算できます。
n=v1×v2=(2,1,1)×(1,2,3)=((1)(3)(1)(2),(1)(1)(2)(3),(2)(2)(1)(1))=(32,16,4+1)=(5,5,5)\vec{n} = \vec{v_1} \times \vec{v_2} = (2, -1, 1) \times (1, 2, 3) = ((-1)(3) - (1)(2), (1)(1) - (2)(3), (2)(2) - (-1)(1)) = (-3-2, 1-6, 4+1) = (-5, -5, 5)
法線ベクトルは (5,5,5)(-5, -5, 5) の定数倍でも構わないので、簡単にするために (1,1,1)(-1, -1, 1) を法線ベクトルとします。
(3,1,4)(3, -1, 4) を通り、法線ベクトルが (1,1,1)(-1, -1, 1) である平面の方程式は、
(x3)(y+1)+(z4)=0-(x - 3) - (y + 1) + (z - 4) = 0
x+3y1+z4=0-x + 3 - y - 1 + z - 4 = 0
xy+z2=0-x - y + z - 2 = 0
x+yz+2=0x + y - z + 2 = 0

3. 最終的な答え

x+yz+2=0x + y - z + 2 = 0

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