双曲線 $\frac{x^2}{3} - \frac{y^2}{8} = 1$ を C とする。直線 $l: y = 2x + k$ が C に接するとき、直線 l の方程式を求める問題です。

幾何学双曲線接線方程式
2025/7/8

1. 問題の内容

双曲線 x23y28=1\frac{x^2}{3} - \frac{y^2}{8} = 1 を C とする。直線 l:y=2x+kl: y = 2x + k が C に接するとき、直線 l の方程式を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、直線lの方程式 y=2x+ky = 2x + k を双曲線 C の方程式 x23y28=1\frac{x^2}{3} - \frac{y^2}{8} = 1 に代入します。
x23(2x+k)28=1\frac{x^2}{3} - \frac{(2x + k)^2}{8} = 1
これを整理すると、
x234x2+4kx+k28=1\frac{x^2}{3} - \frac{4x^2 + 4kx + k^2}{8} = 1
両辺に 24 を掛けて
8x23(4x2+4kx+k2)=248x^2 - 3(4x^2 + 4kx + k^2) = 24
8x212x212kx3k2=248x^2 - 12x^2 - 12kx - 3k^2 = 24
4x212kx3k224=0-4x^2 - 12kx - 3k^2 - 24 = 0
4x2+12kx+3k2+24=04x^2 + 12kx + 3k^2 + 24 = 0
x2+3kx+34k2+6=0x^2 + 3kx + \frac{3}{4}k^2 + 6 = 0
よって、
1 = 1
23 = 3
4 = 3/4 = 0.75
56 = 6
この判別式を D とおくと、D=0D = 0 になれば良いので、
D=(3k)24×1×(34k2+6)=0D = (3k)^2 - 4 \times 1 \times (\frac{3}{4}k^2 + 6) = 0
D4=(32k)21×(34k2+6)\frac{D}{4} = (\frac{3}{2}k)^2 - 1 \times (\frac{3}{4}k^2 + 6)
D4=94k234k26\frac{D}{4} = \frac{9}{4}k^2 - \frac{3}{4}k^2 - 6
D4=64k26=32k26\frac{D}{4} = \frac{6}{4}k^2 - 6 = \frac{3}{2}k^2 - 6
D=0D = 0 となる条件は、C に接するので D=0D=0 となります。
32k26=0\frac{3}{2}k^2 - 6 = 0
32k2=6\frac{3}{2}k^2 = 6
k2=6×23=4k^2 = 6 \times \frac{2}{3} = 4
k=±2k = \pm 2
よって、
9 10 = 3/2
11 12 = 6
13 = 2
14 = 2
求める直線の方程式は y=2x±2y = 2x \pm 2
7 の選択肢は① = を選びます。

3. 最終的な答え

k = ±2
l は y = 2x ± 2 と求めることができます。

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