与えられた数列や関数の性質(有界列である、収束列である、部分列である、連続である)について、集合の記号や論理記号を用いて定義を記述する。
2025/7/8
1. 問題の内容
与えられた数列や関数の性質(有界列である、収束列である、部分列である、連続である)について、集合の記号や論理記号を用いて定義を記述する。
2. 解き方の手順
(1) 数列が有界列であるとは、ある正の実数が存在して、全ての自然数に対してが成り立つことである。これを論理記号で表現する。
(2) 数列が収束列であるとは、ある実数が存在して、任意の正の数に対して、ある自然数が存在し、ならばが成り立つことである。これを論理記号で表現する。
(3) 数列が数列の部分列であるとは、が狭義単調増加な自然数列であり、を自然数とするときに、で表される数列である。
(4) 関数がの点で連続であるとは、任意の正の数に対して、ある正の数が存在し、かつならばが成り立つことである。これを論理記号で表現する。
3. 最終的な答え
(1) 数列が有界列である。
(2) 数列が収束列である。
(3) 数列が数列の部分列である。
が狭義単調増加な自然数列である。
(4) 関数がの点で連続である。