与えられた条件を満たす2次関数を求める問題です。 (1) 頂点の座標が$(-2, 4)$で、点$(-4, 2)$を通る放物線を表す2次関数を求めます。 (2) 軸が直線$x=2$で、2点$(-1, 5)$, $(1, -11)$を通る放物線を表す2次関数を求めます。

代数学二次関数放物線頂点代入連立方程式展開
2025/7/8
はい、承知いたしました。2次関数の問題を解きます。

1. 問題の内容

与えられた条件を満たす2次関数を求める問題です。
(1) 頂点の座標が(2,4)(-2, 4)で、点(4,2)(-4, 2)を通る放物線を表す2次関数を求めます。
(2) 軸が直線x=2x=2で、2点(1,5)(-1, 5), (1,11)(1, -11)を通る放物線を表す2次関数を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 頂点の座標が与えられているので、2次関数を y=a(xp)2+qy = a(x-p)^2 + q の形(頂点形式)で表すことができます。ここで(p,q)(p, q)は頂点の座標です。
頂点の座標が(2,4)(-2, 4)なので、y=a(x+2)2+4y = a(x+2)^2 + 4 と表せます。次に、この放物線が点(4,2)(-4, 2)を通るという条件から、aaの値を求めます。x=4x = -4, y=2y = 2を代入して、
2=a(4+2)2+42 = a(-4+2)^2 + 4
2=4a+42 = 4a + 4
4a=24a = -2
a=12a = -\frac{1}{2}
したがって、2次関数は y=12(x+2)2+4y = -\frac{1}{2}(x+2)^2 + 4 となります。これを展開すると y=12(x2+4x+4)+4=12x22x2+4=12x22x+2y = -\frac{1}{2}(x^2 + 4x + 4) + 4 = -\frac{1}{2}x^2 - 2x - 2 + 4 = -\frac{1}{2}x^2 - 2x + 2 となります。
(2) 軸がx=2x=2であることから、2次関数を y=a(x2)2+qy = a(x-2)^2 + q と表せます。この放物線が点(1,5)(-1, 5)と点(1,11)(1, -11)を通るので、これらの座標を代入して、aaqqの連立方程式を立てます。
5=a(12)2+q=9a+q5 = a(-1-2)^2 + q = 9a + q
11=a(12)2+q=a+q-11 = a(1-2)^2 + q = a + q
この連立方程式を解きます。
9a+q=59a + q = 5
a+q=11a + q = -11
上の式から下の式を引くと、8a=168a = 16 となり、a=2a = 2 が得られます。これを a+q=11a + q = -11 に代入すると、2+q=112 + q = -11 となり、q=13q = -13 が得られます。したがって、2次関数は y=2(x2)213y = 2(x-2)^2 - 13 となります。これを展開すると y=2(x24x+4)13=2x28x+813=2x28x5y = 2(x^2 - 4x + 4) - 13 = 2x^2 - 8x + 8 - 13 = 2x^2 - 8x - 5 となります。

3. 最終的な答え

(1) y=12x22x+2y = -\frac{1}{2}x^2 - 2x + 2
(2) y=2x28x5y = 2x^2 - 8x - 5

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