(1) 因数分解
3x2−2xy−y2 を因数分解します。これはたすき掛けを使って (3x+y)(x−y) となります。 (2) 必要条件・十分条件
∣x∣<1 は −1<x<1 を意味します。x>−2 であるための条件を考えます。 −1<x<1 ならば x>−2 は常に成り立つので、∣x∣<1 は x>−2 であるための十分条件です。 しかし、x>−2 でも −1<x<1 が成り立つとは限らないので、必要条件ではありません。 (3) 三角比
AC=5,BC=12 なので、AB=52+122=25+144=169=13 です。 tanθ=ACBC=512 sinθ=ABBC=1312 (4) 組み合わせ
3人とも大人を選ぶ方法は 5C3=3!2!5!=25×4=10 通り。 3人の選び方は全部で 9C3=3!6!9!=3×2×19×8×7=84 通り。 大人も子どもも含まれる選び方は、全体の選び方から3人とも大人を選ぶ場合を除けば良いので、84−10=74 通り。 (5) データ分析
データを小さい順に並べると a−15,7,9,12,22,34,a+1 となります。 中央値が 16 なので、並び替えた際に真ん中の値が16となります。
a−15<7<9<12<22<34<a+1とは限りません。 与えられた値を昇順に並べ替えることを考えます。中央値が16なので、中央値は4番目の値です。
中央値が16であるためには、並び替えたデータは、
a−15,7,9,12,22,34,a+1 または
7,a−15,9,12,22,34,a+1 というパターンが考えられます。
中央値が16なので、7,9,12,a−15,22,34,a+1の場合、データの中央値は12です。 与えられたデータに16が含まれないので、12が中央値になることはありません。
並び替えたデータが、7,9,12,a−15,22,34,a+1のようになることはありません。 並び替えたデータは、 7,9,12,16,22,34,a+1となることはありません。 a−15,7,9,12,22,34,a+1というパターンは考えられないので、a−15は中央値より小さい値をとり、a+1は中央値より大きい値をとります。 7,9,12,22,34の中にa−15とa+1がどこに入るかを考えます。 7,9,12,22,34,a−15,a+1の場合、並び替えるとa−15,7,9,12,22,34,a+1となり、中央値は12です。 a−15,a+1,7,9,12,22,34の場合、並び替えるとa−15,a+1,7,9,12,22,34となり、中央値は9です。 a−15<7<9<12<16<22<34<a+1 より、a−15<16かつa+1>16 つまり、a<31かつa>15 7,9,12,22,34,a−15,a+1のデータを並び替えたときの4番目の値を16とすると、 a−15=13,14,15,16,17 よりaの値は28, 29, 30, 31, 32になります。 a=28,29,30,31,32のとき、中央値は16となるので、aの値は28, 29, 30, 31, 32のいずれかです。 しかし、問題文には中央値が16であることが与えられているので、このデータを並べ替えた4番目の値が16になる必要があります。
a=31のとき、データは7,9,12,22,34,16,32となります。このデータを並べ替えると、7,9,12,16,22,32,34となり、中央値は16です。 データは7,9,12,22,34,16,32となります。並べ替えると、7,9,12,16,22,32,34となります。 四分位範囲は、第3四分位数 - 第1四分位数で求められます。
第1四分位数は、29+12=10.5 第3四分位数は、222+32=27 四分位範囲は 27−10.5=16.5 (6) 三角形
(1) 余弦定理より、
cos∠ACB=2×4×942+92−112=7216+81−121=72−24=−31 (2) △ACD の外接円の半径が 492 であり、正弦定理より、 sin∠ACDAD=2×492=292 ∠ACD=180∘−∠ACB なので、sin∠ACD=sin(180∘−∠ACB)=sin∠ACB sin2∠ACB+cos2∠ACB=1 なので、sin2∠ACB=1−(−31)2=1−91=98 sin∠ACB=98=322 よって、AD=292×322=636=6 余弦定理より
AD2=AC2+CD2−2ACCDcos∠ACD cos∠ACD=−cos∠ACB=31 36=16+CD2−2×4×CD×31 CD2−38CD−20=0 3CD2−8CD−60=0 CD=68±64+720=68±784=68±28 CD>0なので、CD=6