3次方程式 $x^3 + 3x^2 - 4 = 0$ は実数解をいくつ持つか。

代数学3次方程式因数分解実数解重解
2025/7/8

1. 問題の内容

3次方程式 x3+3x24=0x^3 + 3x^2 - 4 = 0 は実数解をいくつ持つか。

2. 解き方の手順

3次方程式 x3+3x24=0x^3 + 3x^2 - 4 = 0 の実数解の個数を求める。
まず、因数定理を利用して因数分解を試みる。
x=1x=1 を代入すると、13+3(12)4=1+34=01^3 + 3(1^2) - 4 = 1 + 3 - 4 = 0 となるので、x=1x=1 は解の一つ。
したがって、x1x-1x3+3x24x^3 + 3x^2 - 4 の因数となる。
多項式を x1x-1 で割ると、
\frac{x^3 + 3x^2 - 4}{x-1} = x^2 + 4x + 4
よって、x3+3x24=(x1)(x2+4x+4)x^3 + 3x^2 - 4 = (x-1)(x^2 + 4x + 4) と因数分解できる。
さらに、x2+4x+4x^2 + 4x + 4(x+2)2(x+2)^2 と因数分解できる。
したがって、x3+3x24=(x1)(x+2)2x^3 + 3x^2 - 4 = (x-1)(x+2)^2 となる。
よって、与えられた方程式は (x1)(x+2)2=0(x-1)(x+2)^2 = 0 となり、実数解は x=1x=1x=2x=-2 である。x=2x=-2 は重解である。
異なる実数解の個数は2個である。

3. 最終的な答え

実数解の個数は2個

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