3次方程式 x3+3x2−4=0 の実数解の個数を求める。 まず、因数定理を利用して因数分解を試みる。
x=1 を代入すると、13+3(12)−4=1+3−4=0 となるので、x=1 は解の一つ。 したがって、x−1 は x3+3x2−4 の因数となる。 \frac{x^3 + 3x^2 - 4}{x-1} = x^2 + 4x + 4
よって、x3+3x2−4=(x−1)(x2+4x+4) と因数分解できる。 さらに、x2+4x+4 は (x+2)2 と因数分解できる。 したがって、x3+3x2−4=(x−1)(x+2)2 となる。 よって、与えられた方程式は (x−1)(x+2)2=0 となり、実数解は x=1 と x=−2 である。x=−2 は重解である。 異なる実数解の個数は2個である。