第3項が36、初項から第3項までの和が52である等比数列$\{a_n\}$の初項を求める問題です。 公比$r$が1の場合と、$\frac{4}{5}$の場合のそれぞれの初項を求めます。

代数学等比数列数列初項公比
2025/7/8

1. 問題の内容

第3項が36、初項から第3項までの和が52である等比数列{an}\{a_n\}の初項を求める問題です。
公比rrが1の場合と、45\frac{4}{5}の場合のそれぞれの初項を求めます。

2. 解き方の手順

まず、等比数列の一般項をan=arn1a_n = ar^{n-1}と表します。ここで、aaは初項、rrは公比です。
問題文より、a3=ar2=36a_3 = ar^2 = 36 ...(1)
また、初項から第3項までの和は、
S3=a+ar+ar2=52S_3 = a + ar + ar^2 = 52 ...(2)
(i) r=1r=1のとき
(1)より、a(1)2=36a(1)^2 = 36なので、a=36a=36
(2)より、a+a+a=3a=52a + a + a = 3a = 52なので、a=523a = \frac{52}{3}
r=1r=1のとき、(1)と(2)から求めたaaの値が異なるため、r=1r=1は条件を満たさない。しかし、問題文はr=1r=1の時の初項を求めているので、(2)でr=1r=1を代入してa+a+a=3a=52a+a+a=3a=52より、a=523a=\frac{52}{3}となります。
(ii) r=45r=\frac{4}{5}のとき
(1)より、a(45)2=36a(\frac{4}{5})^2 = 36
a1625=36a \cdot \frac{16}{25} = 36
a=362516=9254=2254a = 36 \cdot \frac{25}{16} = 9 \cdot \frac{25}{4} = \frac{225}{4}

3. 最終的な答え

公比r=1r=1のとき、初項は523\frac{52}{3}
公比r=45r=\frac{4}{5}のとき、初項は2254\frac{225}{4}
したがって、

1. 52/3

2. 225/4

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