定数 $k$ を用いて表される放物線 $y = x^2 + (k-6)x - 2k + 17$ について、以下の2つの問題に答えます。 (5) $k=12$ のとき、放物線と $x$ 軸の共有点の座標を求めます。 (6) 放物線と $x$ 軸が異なる2つの共有点を持つとき、$k$ の取り得る値の範囲を求めます。

代数学二次関数放物線判別式二次方程式共有点
2025/7/8

1. 問題の内容

定数 kk を用いて表される放物線 y=x2+(k6)x2k+17y = x^2 + (k-6)x - 2k + 17 について、以下の2つの問題に答えます。
(5) k=12k=12 のとき、放物線と xx 軸の共有点の座標を求めます。
(6) 放物線と xx 軸が異なる2つの共有点を持つとき、kk の取り得る値の範囲を求めます。

2. 解き方の手順

(5)
k=12k=12 を放物線の式に代入します。
y=x2+(126)x2(12)+17y = x^2 + (12-6)x - 2(12) + 17
y=x2+6x24+17y = x^2 + 6x - 24 + 17
y=x2+6x7y = x^2 + 6x - 7
放物線と xx 軸の共有点は y=0y=0 となる点なので、x2+6x7=0x^2 + 6x - 7 = 0 を解きます。
(x+7)(x1)=0(x+7)(x-1) = 0
よって x=7,1x = -7, 1
共有点の座標は (7,0)(-7, 0)(1,0)(1, 0) です。
(6)
放物線と xx 軸が異なる2つの共有点を持つ条件は、判別式 D>0D > 0 です。
D=(k6)24(1)(2k+17)>0D = (k-6)^2 - 4(1)(-2k+17) > 0
k212k+36+8k68>0k^2 - 12k + 36 + 8k - 68 > 0
k24k32>0k^2 - 4k - 32 > 0
(k8)(k+4)>0(k-8)(k+4) > 0
よって、k<4k < -4 または k>8k > 8

3. 最終的な答え

(5) (7,0),(1,0)(-7, 0), (1, 0)
(6) k<4k < -4 または k>8k > 8

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