A, B, C, D, E の文字が書かれたカードが1枚ずつある。このカードを1列に並べるとき、以下の確率を求めよ。 (1) Aが右端にくる確率 (2) AとEが両端にくる確率 (3) BとCが隣り合う確率

確率論・統計学確率順列場合の数
2025/7/8

1. 問題の内容

A, B, C, D, E の文字が書かれたカードが1枚ずつある。このカードを1列に並べるとき、以下の確率を求めよ。
(1) Aが右端にくる確率
(2) AとEが両端にくる確率
(3) BとCが隣り合う確率

2. 解き方の手順

(1) Aが右端にくる確率
5枚のカードの並べ方は全部で 5!=1205! = 120 通り。
Aが右端にくる並べ方は、残りの4枚 (B, C, D, E) を並べる順列なので 4!=244! = 24 通り。
よって、確率は 24/120=1/524/120 = 1/5
(2) AとEが両端にくる確率
AとEが両端にくる並べ方は、Aが左端、Eが右端の場合と、Eが左端、Aが右端の場合がある。
Aが左端、Eが右端の場合、残りの3枚 (B, C, D) を並べる順列なので 3!=63! = 6 通り。
Eが左端、Aが右端の場合も同様に 3!=63! = 6 通り。
よって、AとEが両端にくる並べ方は 6+6=126 + 6 = 12 通り。
したがって、確率は 12/120=1/1012/120 = 1/10
(3) BとCが隣り合う確率
BとCをひとまとめにして考え、これをXとする。すると、A, D, E, Xの4つのものを並べることになる。
4つのものの並べ方は 4!=244! = 24 通り。
BとCの並び方はBCとCBの2通り。
したがって、BとCが隣り合う並べ方は 24×2=4824 \times 2 = 48 通り。
よって、確率は 48/120=2/548/120 = 2/5

3. 最終的な答え

(1) 1/5
(2) 1/10
(3) 2/5

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