二つの手術方法AとBの効果を比較するため、それぞれ無作為に選んだ16人と25人の患者を対象に回復時間を調査しました。方法Aの平均回復時間は62時間、標準偏差は8時間、方法Bの平均回復時間は50時間、標準偏差は11時間でした。回復時間が正規分布に従うとして、方法Aの平均回復時間の95%信頼区間の下限値を小数第3位まで求める問題です。
2025/7/25
## 問題4
1. **問題の内容**
二つの手術方法AとBの効果を比較するため、それぞれ無作為に選んだ16人と25人の患者を対象に回復時間を調査しました。方法Aの平均回復時間は62時間、標準偏差は8時間、方法Bの平均回復時間は50時間、標準偏差は11時間でした。回復時間が正規分布に従うとして、方法Aの平均回復時間の95%信頼区間の下限値を小数第3位まで求める問題です。
2. **解き方の手順**
母分散が未知の場合の母平均の信頼区間の下限を求める問題です。標本サイズが小さいので、t分布を利用します。
与えられた情報は以下の通りです。
* 方法Aの標本サイズ:
* 方法Aの標本平均:
* 方法Aの標準偏差:
95%信頼区間の下限を求めるには、次の式を使用します。
下限 =
ここで、 は自由度 のt分布における のパーセント点です。t分布表または計算ツールを用いて、 を求めます。
したがって、下限は
下限 =
3. **最終的な答え**
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