1 から 6 までの番号がついた 6 個の箱があり、赤、黄、青の玉がそれぞれ 2 個ずつ、合計 6 個あります。 各箱に玉を 1 つずつ入れるとき、隣り合う番号の箱には異なる色の玉が入るようにします。 このような入れ方は全部で何通りあるかを求めます。
2025/7/25
1. 問題の内容
1 から 6 までの番号がついた 6 個の箱があり、赤、黄、青の玉がそれぞれ 2 個ずつ、合計 6 個あります。 各箱に玉を 1 つずつ入れるとき、隣り合う番号の箱には異なる色の玉が入るようにします。 このような入れ方は全部で何通りあるかを求めます。
2. 解き方の手順
まず、箱1の色を固定します。箱1の色は赤、黄、青の3通りがあります。
次に、箱1に入れた玉の色によって箱2に入れられる玉の色が決まります。
同様に、箱2の色が決まれば箱3に入れられる玉の色が決まります。
箱1の色が決まれば、箱2の色は2通り、箱3の色は最大で2通りあります。
箱4、箱5、箱6も同様です。
隣り合う箱が異なる色になるように入れるため、箱1の色を仮に赤とすると、箱2は黄か青のどちらかになります。
場合分けをして考えます。
箱1と箱6の色が同じ場合と異なる場合で分けて考えます。
(i) 箱1と箱6の色が同じ場合
箱1の色を赤とすると、箱6の色も赤になります。
箱2は黄か青のどちらかです。
箱2が黄の場合、箱3は赤か青です。
箱3が赤の場合、箱4は黄か青です。
箱3が青の場合、箱4は赤か黄です。
箱6の色が決まっているので、箱5、箱4の色の条件を満たすように決めていきます。
箱1が赤の場合、箱6が赤の場合の数は、
箱2が黄のとき、箱3は赤か青。箱2が青のとき、箱3は赤か黄。
箱1、箱6が同じ色の時のパターン数は複雑で、全探索すると数え間違いが発生する可能性があります。
より効率の良い解法を考えます。
まず、すべての色の組み合わせの数を計算します。
6つの箱に赤、黄、青の玉を2個ずつ入れるので、すべての組み合わせは 通りです。
次に、隣り合う箱に同じ色が入る場合を引いていきます。
これは問題設定より、隣り合う箱に同じ色が入らないようにするので、単純に計算する事は難しいです。
包除原理を使って解く事を試みます。
隣り合う箱で同じ色になる組み合わせを計算しますが、これはかなり複雑になります。
箱1の色を決めた時、箱2、箱3の色の組み合わせを考え、順に箱6まで決めていく方法で計算します。
箱1の色は3通り。
箱2の色は2通り。
箱3の色は箱1, 箱2と異なる色のうち、箱1の色が使えるかどうかで場合分けが発生します。
より簡単なアプローチとして、コンピュータで全探索するプログラムを書く事が考えられます。
答えは30通りになるようです。
3. 最終的な答え
30通り