9本のくじの中に当たりくじが3本ある。一度に2本のくじを引くとき、以下の確率を求める問題です。 (1) 2本とも外れる確率 (2) 少なくとも1本は当たる確率

確率論・統計学確率組み合わせ条件付き確率くじ引き
2025/7/26

1. 問題の内容

9本のくじの中に当たりくじが3本ある。一度に2本のくじを引くとき、以下の確率を求める問題です。
(1) 2本とも外れる確率
(2) 少なくとも1本は当たる確率

2. 解き方の手順

(1) 2本とも外れる確率
9本のくじのうち、外れくじは6本です。2本とも外れる確率は、1本目に外れを引き、2本目も外れを引く確率です。
1本目に外れを引く確率は 69\frac{6}{9} です。
1本目に外れを引いた後、残りのくじは8本で、外れくじは5本です。
したがって、2本目に外れを引く確率は 58\frac{5}{8} です。
2本とも外れる確率は、これらの確率を掛け合わせたものです。
(2) 少なくとも1本は当たる確率
少なくとも1本が当たる確率は、1 - (2本とも外れる確率) で計算できます。
(1)で求めた2本とも外れる確率を使って計算します。
または、
少なくとも1本あたる確率は、
1本だけ当たる確率 + 2本とも当たる確率で計算できます。
1本だけ当たる確率:
1本目が当たり、2本目が外れ
+ 1本目が外れ、2本目が当たり
2本とも当たる確率:
1本目が当たり、2本目が当たり

3. 最終的な答え

(1) 2本とも外れる確率
69×58=3072=512\frac{6}{9} \times \frac{5}{8} = \frac{30}{72} = \frac{5}{12}
ア: 5
イ: 12
(2) 少なくとも1本は当たる確率
1512=7121 - \frac{5}{12} = \frac{7}{12}
ア: 7
イ: 12

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