鋭角三角形ABCにおいて、頂点Aから辺BCに下ろした垂線の足をD、頂点Cから辺ABに下ろした垂線の足をEとする。線分ADとCEの交点をFとする。$BD=12, DC=8, CF=10, FE=6$であるとき、以下の問題を解く。 (1) $AE$と$AC$を求めよ。 (2) 辺ABを3:2に内分する点をPとし、線分ADとCPの交点をQとするとき、$AQ$を求めよ。
2025/7/8
1. 問題の内容
鋭角三角形ABCにおいて、頂点Aから辺BCに下ろした垂線の足をD、頂点Cから辺ABに下ろした垂線の足をEとする。線分ADとCEの交点をFとする。であるとき、以下の問題を解く。
(1) とを求めよ。
(2) 辺ABを3:2に内分する点をPとし、線分ADとCPの交点をQとするとき、を求めよ。
2. 解き方の手順
(1) とに着目する。
であり、 (対頂角)であるから、である。
したがって、が成り立つので、より、となる。
次に、とに着目する。
であり、であるから、ではない。
とに着目する。
であり、であるから、ではない。
とに着目する。
メネラウスの定理より、
とに着目する。
ではない。
ではない。
ではない。
方べきの定理を利用する。ではない。
より、だから、より、
また、ではない。
ではない。
チェバの定理より
でメネラウスの定理より、
で正弦定理より、
とすると、余弦定理より
(2) メネラウスの定理より、
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(1)
(2)